カイコモデル系を用いてヒト薬物吸収性を評価した論文が Drug Discoveries & Therapeutics誌に掲載されました

当センターの坊農 秀雅 特任准教授と仲里 猛留 特任助教が参加する、東京農工大学の天竺桂弘子講師を中心とした研究グループによる論文 “Construction of a simple evaluation system for the intestinal absorption of an orally administered medicine using Bombyx mori larvae” が Drug Discoveries & Therapeutics誌に掲載されました。
論文はオープンアクセスで、下記URLからご覧いただけます。
https://doi.org/10.5582/ddt.2018.01004
 
カイコ(Bombyx mori)モデル系を用いてヒト薬物吸収性を評価した論文です。DBCLSは、カイコ中腸のRNA-seqデータを解析した上で、ヒト遺伝子群との比較配列解析を行いました。また、遺伝子発現解析の基準となる各遺伝子の遺伝子発現量を簡単に検索・閲覧できるウェブツールRefExに整備した理化学研究所FANTOM5プロジェクト由来のヒト小腸とhuman colon carcinoma cell line (Caco-2)の遺伝子発現プロファイルとの比較トランスクリプトーム解析も担当し、公共データベースの再利用によるデータ解析において大きく貢献しています。
 
本研究は、国立遺伝学研究所が有する遺伝研スーパーコンピュータシステムを利用し、また国立遺伝学研究所公募型共同研究(NIG-JOINT: 2014-A171 & 2015-A155)の支援を受けました。