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TogoIDに関する論文が Bioinformatics誌に掲載されました

当センターの池田 秀也 学術支援技術専門員、小野 浩雅 特任助教、大田 達郎 特任助教、千葉 啓和 特任助教、内藤 雄樹 特任助教、守屋 勇樹 特任助教、川島 秀一 特任准教授、山本 泰智 特任准教授、 岡本 忍 特任准教授、五斗 進 副センター長、片山 俊明 特任准教授による TogoIDに関する論文 “TogoID: an exploratory ID converter to bridge biological datasets”が Bioinformatics誌に掲載されました。
論文はオープンアクセスで下記URLからご覧いただけます。
https://doi.org/10.1093/bioinformatics/btac491

TogoIDは、直感的なインターフェースにより生命科学系データベース(DB)のさまざまなIDのつながりを探索的に確認しながらID変換をすることができるウェブアプリケーションです。TogoIDでは現在、多様な生物学的カテゴリをカバーする65のデータセットに対応しており、直接の対応がないID間であっても他のデータセットを経由した変換を多段的に行うことができます。また、従来のID変換サービスにない独自の機能として、IDの対応関係の意味(セマンティクス)を定義するオントロジーを構築することによって、生物学的意味の解釈をしながらID変換を行うことができます。さらに、プログラムによるアクセス用APIも備えております。ぜひご利用ください。

TogoIDhttps://togoid.dbcls.jp/

なお、これらの成果は、データの統合的な利活用を行う新しい提案的なアプリケーション「TogoDX」のヒトデータ版「TogoDX/Human」でもすでに活用されています。こちらも併せて、ご活用ください。