LODデータの活用を促進するツール 「SPARQList」 が LODチャレンジ 2017 基盤技術部門で優秀賞を受賞しました
2018. 02. 23 /
当センターの片山 俊明 特任助教 および 川島 秀一 特任助教 が開発する、SPARQListがこの度、LODチャレンジ基盤技術部門において優秀賞を受賞しました。LODチャレンジは、オープンデータを “つなげる” ことによる新しい価値の創造を目指して、アイデア部門やアプリケーション部門など、5部門において作品を募集し、優れた作品を表彰する毎年開催されているコンテストで、今年で7回目になります。
SPARQLエンドポイントは柔軟な検索機能を提供できる便利な仕組みですが、複雑なクエリをパラメータを変えて繰り返し利用したり、ウェブアプリケーションに組み込んで利用する場合には、REST APIになっていると使いやすくなります。SPARQListは、様々なSPARQLクエリをシンプルなREST APIとして提供すると同時に、ドキュメントの自動生成やパラメータ変更や実行のインターフェース生成も行える強力なツールです。LODチャレンジでは、SPARQListの着眼点と、LOD公開者と活用者のどちらにも有用なツールである点を評価していただきました。