第4回RDF講習会(2019年10月31日)を開催します。
2019. 10. 02 /
NBDCとライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)では、多種多様な生命科学データベースを統合して利活用するための技術開発や環境整備に取り組んでおり、そのためにRDFを含むセマンティックウェブ技術の応用を推進しています。その一環として、これまで、フルRDF形式で実装したゲノムデータベースTogoGenomeや日本人ゲノム多様性統合データベースTogoVar、アプリケーション開発フレームワークTogoStanza、日本で開発されたRDFデータのリポジトリNBDC RDFポータル等を公開してきました。
本年度は「第4回 RDF 講習会」として、これからデータをRDF化し利活用したい研究者や開発者の方々に向けて、セマンティック・ウェブの概念から、RDFの基礎、トリプルストアの使い方、SPARQLクエリ言語の概要を解説します。
既存のRDFデータと、自分がもっているデータを、柔軟に統合して利用できるのがRDFのメリットです。自分のデータをRDF化することで、容易に既存のRDFデータと統合した利用を行うことができます。ところが、世の中に様々なRDFの解説や講義はありますが、意外とRDFの作り方については見かけないのではないでしょうか。これまでに様々なデータベースをRDF化してきた経験から、RDFを作成するためのベストプラクティスを紹介します。なお、RDFそのものについても基本的なことから解説しますので、対象者は、RDFやSPARQLに関しては事前知識がなくても理解できるようにします。
【日時】 2019年10月31日(木)10:00〜16:00
【会場】 JST東京本部B1大会議室(東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ)
【主催】 情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)
【共催】 科学技術振興機構バイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)
【参加費】 無料
【参加登録】 参加登録フォームからお申し込みください。
(申込締切10月28日(月)16:30まで。参加希望者多数の場合は抽選。)
【ウェブサイト】 http://wiki.lifesciencedb.jp/mw/RDF-Tutorial4
みなさまのご参加をお待ちしています。