[プレスリリース]蛹化が早まる現象の分子メカニズムの一端を解明した論文がScientific Reports誌に掲載されました
2019. 10. 28 /
当センターの坊農 秀雅 特任准教授が参加する、国立大学法人東京農工大学大学院農学研究院生物生産科学部門 天竺桂 弘子准教授らの研究グループによる論文 “Superoxide dismutase down-regulation and the oxidative stress is required to initiate pupation in Bombyx mori” がScientific Reports誌に掲載されました。 論文はオープンアクセスで、下記URLからご覧いただけます。 https://doi.org/10.1038/s41598-019-51163-3
チョウ目昆虫であるカイコ (Bombyx mori)が蛹期に幼虫の体を成虫の体へ“つくりかえる”ために幼虫の体を一旦溶かし、成虫の体をつくるプロセスにおいて、カイコは蛹になる前にわざと体内の活性酸素の量を増加させることが明らかになりました。DBCLSは、公共データベースからの必要なデータの探索ならびに非モデル生物におけるトランスクリプトーム配列データ解析と可視化などのドライ解析において貢献しています。
詳細は東京農工大学のプレス発表、または、情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設のウェブサイトをご覧ください。