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[プレスリリース] 感染拡大リスクを下げるための携帯電話の活用に関する研究開発論文がIEEE Access誌に掲載されました

当センターの山本 泰智 特任准教授が参加する、北見工業大学 奥村貴史教授らの研究グループによる論文 “Computation of Infection Risk via Confidential Locational Entries: A precedent approach for contact tracing with privacy protection”がIEEE Access誌に掲載されました。 論文は下記URLからご覧いただけます。
https://doi.org/10.1109/ACCESS.2021.3087478

研究グループは、携帯電話を用いて感染拡大リスクを下げる新たな接触確認技術 CIRCLE 法(Computation of Infection Risk via Confidential Locational Entries)を提案しました。この手法は、厚生労働省の支援により奥村貴史教授のグループがパンデミック以前より研究を進めていたもので、「プライバシーに配慮しながら、地域住民に感染のリスクを通知する」という、解決が期待されてきた問題に答えたものです。今回の研究により、提案手法が、現在の接触確認アプリと比べて感染対策上多くの利点を有していることが示されました。本研究を発展させることにより、今後、わが国の感染症対策をより効果的、効率的なものとすることが期待されます。

詳細は北見工業大学のプレス発表をご覧ください。情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設のウェブサイトにも掲載しています。