--- --- Mondo Disease Ontology(Mondo)多言語版が公開 — DBCLSが日本語訳を担当し、公式サイトで提供開始 | DBCLS

Mondo Disease Ontology(Mondo)多言語版が公開 — DBCLSが日本語訳を担当し、公式サイトで提供開始

国際的な疾患オントロジー「Mondo Disease Ontology(Mondo)」の多言語版が公開されました。日本語訳はDBCLS(ライフサイエンス統合データベースセンター)が担当し、Mondoの公式サイトからCC-BY 4.0ライセンスの下で提供されており、誰でも利用可能です。

Mondoは、OMIMやOrphanet、NCItなどの国際的な疾患データベースの情報を統合し、標準化された疾患情報を提供する国際的なオントロジーであり、希少疾患や遺伝性疾患の診断・研究において広く活用されています。今回の国際版の公開により、日本の研究者や医療従事者は日本語で疾患情報にアクセス可能となり、日本国内の診断支援や研究活動のさらなる促進が期待されています。

今後もDBCLSは、Mondoの更新に合わせて日本語訳のメンテナンスを継続し、新たな疾患の追加にも迅速に対応していく予定です。

Mondo多言語版は、Mondo公式ウェブサイトでInternational Editionとして紹介されています。https://mondo.monarchinitiative.org/pages/download/
また、EMBL-EBI Ontology Lookup Serviceから具体的な日本語訳を参照することも可能なので、合わせてご覧下さい。