[プレスリリース]カイコ絹糸腺の全遺伝子発現データを初公開 ーカイコの産業利用拡大に期待ー
2025. 05. 30 /
当センターの千葉啓和特任助教、坊農秀雅客員教授、元メンバーの小野浩雅特任助教(当時)が参加する研究グループは、カイコの絹糸腺における全遺伝子の発現量を網羅的に解析したデータを公開しました。カイコはシルクのみならず有用タンパク質の生産にも活用されており、今回のデータ公開はシルク生産性の向上やカイコ品種改良を加速する重要な基盤となり、養蚕業の再興や新たなバイオ産業の創出に貢献することが期待されています。
- 発現データ https://doi.org/10.6084/m9.figshare.c.6978654
- 発表論文 Masuoka Y, Jouraku A, Tsubota T, Ono H, Chiba H, Sezutsu H, Bono H, Yokoi K. Time-course transcriptome data of silk glands in day 0-7 last-instar larvae of Bombyx mori (w1 pnd strain). Sci Data. 2024 Jun 28;11(1):709. DOI: 10.1038/s41597-024-03560-1
詳細は農研機構による報道発表をご覧ください。