ドイツ・ボン大学との国際連携をさらに推進、NANDO更新とNanbyoDataに顔貌特徴データを統合
2025. 09. 02 /
DBCLSでは、難病に関する情報提供のさらなる充実を図るため、難病名語彙集「NANDO」の更新と、難病情報ポータルサイト「NanbyoData」に顔貌特徴データの統合を実施しました。
NANDOには2025年度4月に新たに指定された指定難病7疾患を含む、55疾患を追加登録し、これにより指定難病は348疾患、小児慢性特定疾病は858疾患に対応する語彙集となりました。
NanbyoDataには、ドイツ・ボン大学で開発されているGestaltMatcher(GM)との国際連携に基づき、207疾患に関連する2,447件の顔貌特徴データを統合しました。これにより、疾患ごとの特徴をより直感的に把握でき、臨床現場や研究における難病理解と診断支援に資する情報基盤がさらに拡充されました。
今後もDBCLSでは、国際共同研究を推進しつつ、難病に関する研究や情報共有に寄与する情報基盤の構築を進めてまいります。
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